鹿児島大学大学院 臨床心理学研究科 臨床心理専攻

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進路情報

修了生の進路

県や市町村の心理職、法務技官や保護監察官などの公務員が約2~3割で、総合病院や福祉事業施設などにも幅広く巣立っています。

これらの実績が認められ、5年以内毎に受審する文部科学省の臨床心理分野専門職大学院認証評価において、令和3年度には3回目となる適格認定をいただきました。

修了生の進路 医療領域35%、福祉領域56%、教育領域5%、司法矯正領域3%、その他(進学など)1%

平成30年度~令和4年度 修了生の主な進路

令和4年度修了生も就職率100% 公務員(約20〜30%、医療領域、福祉領域など専門職として活躍中!)
医療領域 医療法人カジオ会 八代病院(熊本県)
医療法人共助会 三州脇田丘病院(鹿児島県)
医療法人松柏会 Tsukasa Health Care Hospital(鹿児島県)
公益社団法人いちょうの樹 メンタルホスピタル鹿屋(鹿児島県)
IMSグループ 医療法人財団明理会 埼玉セントラル病院(埼玉県)
社会福祉法人鼓ヶ浦整肢学園 鼓ヶ浦こども医療福祉センター(山口県)
鹿児島県こども総合療育センター(鹿児島県)
福祉領域 児童心理治療施設 こどもの心のケアハウス嵐山学園(埼玉県)
世田谷区(東京都)
株式会社 LITALICO(東京都)
こぱんはうすさくら(東京都)
社会福祉法人東京都社会福祉事業団(東京都)
北九州市立総合療育センター(福岡県)
社会福祉法人福岡市社会福祉事業団(福岡県)
社会福祉法人くろしお会 児童心理治療施設 鹿児島自然学園(鹿児島県)
鹿児島県中央児童相談所(鹿児島県)
教育領域 学校法人 原田学園(鹿児島県)
鹿児島市教育委員会青少年課(鹿児島県)
司法矯正領域 少年鑑別所
刑事施設
保護観察所
その他 九州大学大学院人間環境学府人間共生システム専攻・博士後期課程(福岡県)

他にも、学外実習先である医療法人慈和会大口病院、医療法人陽善会坂之上病院などにも修了生が就職し、後進の指導にあたっています。

先輩の声

先輩の声

鹿児島県中央児童相談所 Aさん

2022年3月卒 臨床心理士・公認心理師

私は児童相談所の児童心理司として、虐待や非行、不登校など、様々な事情を抱えた子どもを対象に心理検査や面接を行い、その子にとってより良い支援は何かを考え、家庭や関係機関などに働きかける仕事をしています。
難しさを感じることも多い現場ですが、大学院での実習やカンファレンスで学んだ知識、クライエントや自分に対する向き合い方など、様々な経験が支えになっています。どのような経験も自分の糧になると思います。
さまざまなことに取り組み、学びを深め、皆さんの大学院生活が充実したものとなるよう応援しています。

先輩の声

熊本少年鑑別所 Bさん

2020年3月卒 臨床心理士

法務省の『矯正心理専門職採用試験』に合格し、非行や犯罪を犯した人々への面接、心理検査等を担当しています。
大学院で各種心理検査について学び、実践する過程で、『検査の実施そのものを目的にせず、何のために検査を実施するのかをしっかりと考えて検査に臨む』という姿勢を身に付けられたことは、今の仕事にも大いに役立っています。
皆様が鹿児島大学大学院で様々な学びを深め、心理の専門家として共に社会で活躍できる日が来ることを心より願っています。

先輩の声

医療法人社団至空会 Cさん

2022年3月卒 臨床心理士・公認心理師

現在、精神科クリニックで働いています。心理検査やデイケア、セラピーが主な業務です。
働き始めて学ぶことも多いですが、大学院で担当させて頂いたケースや学外実習で経験したこと、カンファレンス等の授業を通して学んだ基本的な考え方やクライエントさんへの向き合い方は、今の仕事をする上でも大切だと感じています。
入学希望者や現役生の方におかれましては、さまざまな経験を積んで多くの学びを得ていただけたらと思います。

先輩の声

学校法人原田学園 Dさん

2022年3月卒 臨床心理士・公認心理師

学校法人原田学園内の私立高校、専門学校、障がい福祉事業所等で多岐に渡って心理支援を行っています。
主に生徒、学生、保護者の心理面接および心理検査や、ストレスマネジメント等の予防を目的とした心理教育を行っています。
大学院での実習や臨床ゼミ等の、自ら触れて、実際に体験した生きた学びが現場でとても役に立っていると感じています。皆さんには、不安な事や苦手な事にも勇気を持って挑戦して学んで行って欲しいなと思います。
その経験がクライエントに寄り添ったり、解決に向けて視野を広げて行ったりする際に役に立つと思います。

先輩の声

社会福祉法人黒潮会 あいわの里子ども療育センター Eさん

2022年3月卒 臨床心理士

私は、療育施設にて、日々の療育活動の補助に入りつつ、主に利用児さんの就学に向けた発達検査を担当しております。そのほか、地域の乳幼児健診などに参加し心理相談を承らせていただくこともあります。
仕事内容は多様ですが、大学院でケースを担当したり、さまざまな現場へ実習に行かせていただいたりしたことが、今に結びついていると感じます。
心理学以外の専攻からの入学でしたが、大学院での二年間は本当に濃く、多くの学びを得られ、就職・資格取得の後押しとなりました。いつから始めても遅くはないと思います。
皆さんが、大きな学びを得て、活躍していくことを祈ります。

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